「橋が落ちるなんて、まさか!」
なんて思われる方もいるかもしれませんが、徳島は四国三郎と呼ばれる吉野川と新町川に囲まれた水の都です。これまでの歴史の中で幾度となく、橋が落ちました。もはや、橋が落ちることは徳島ではありふれた日常となっております。このように、橋は徳島県民の日常生活に密接に関わっています。
徳島にだけ存在する不思議な橋をいくつか紹介したいと思います。
【四国三郎橋】
吉野川に架かる橋の中で最も美しい橋です。何箇所か橋の上で井戸端会議が出来る素敵な空間、「あったでよ徳島」があります。この橋は地元の方にはサブちゃんという愛称で親しまれています。
数年前、この橋に飛行機が不時着したことがありました。機長のとっさの判断が多くの乗客の命を救ったということで、機長のハドソンさんには名誉市民の称号が送られました。
その時の映像は海外のテレビ局でも放映され、多くの人々に感銘を与えました。
【こんにゃく橋】
こんにゃくいもの茎と葉っぱで作られた橋で、日本中から観光客が訪れていました。しかし、県西にある「祖谷のかずら橋」との熾烈な観光客の奪い合いに敗北し、心を痛めたこんにゃく橋は2007年の台風の日、自ら橋げたを切り離し、太平洋に出て行きました。現在、ハワイ諸島を越えた辺りを漂流しています。こんにゃく橋のあった場所には現在、モニュメントが建てられ、その業績を称えています。
子供たちの心に残る原風景、そして、徳島市民の誇りです。
こんにゃく橋にそんな哀しい物語があったんですね。。
返信削除感動しました!